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愛についてのキンゼイ・レポート [映画]

映画「愛についてのキンゼイ・レポート」を観てきました。映画館に行くと、先着順で「日本人女性に聞きました」レポートももらえます(これも面白かったです)。同性愛のことも掲載されていました。

愛についてのキンゼイ・レポート

愛についてのキンゼイ・レポート

  • 作者: ビル・コンドン, かじ よしみ, 浅尾 敦則
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 文庫


キンゼイといえば、少しでもセクシュアリティのことを学んだことがあれば、必ず耳にする名前です。しかし、今回の映画を見るまで、キンゼイの人となりは全然知りませんでした。とても面白かったです。

性についての調査がない中、学生たちの疑問に答えが出せなかったので、科学者として人間の性に生真面目に取り組んだキンゼイ。その調査結果は、アメリカで一大センセーションを引き起こします。しかし、「倫理に反している」など、政治家たちから大きな批判を浴びて、研究費が助成されなくなってしまいました。

「僕が研究をしてしまったことで、性の解放ではなく、逆に性への締め付けが厳しくなってしまった」
と後悔するキンゼイ。

しかし、最後の場面で、年配の女性がキンゼイにこう言います。
「私は結婚して子どももいた。しかし、勤めにでた職場で女性を好きになってしまった。その思いを誤魔化すためにアルコールに溺れ、夫とは離婚し、子どもとも疎遠になって、もう自分がいやになって自殺も考えた。その時、あなたの本を読んだ。私と同じような(同性が好きな)人がいることに、とても元気づけられた。あなたは私の命の恩人です」

この場面では、思わず涙がでました。多くの同性愛者たちは、この彼女と同じような思いを経験しているからです。自分がたった一人なんじゃないかという不安と、自分以外の同性愛者に出会った時の安堵。キンゼイがバッシングされていた時代のアメリカと、21世紀の日本がだぶって見えました。


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